名前:ナナ 犬種:ミニチュアダックスフンド 住所:松本市

にぎやかで、便利で、しかし追われるように時間が過ぎてゆく都会から、
水と空気と時間を無駄遣いできる安曇野に居を移して、、、
るるぶに出てくるかのように、犬を飼い始めました。
 最初はペットとして。

ミニチュアダックスの“吠える”“噛む”“人に飛びつく”という習性を、
飼い主の勝手な我儘から都合のいいように躾けたい。
と思っているときに、ある方から紹介されたのが安曇野ドッグスクール
でした。

まあ、一回見てみようと出かけて行きました。
 実は、その前にネットで見つけた他のスクールを見たのですが、
 しっくり来ていなかったのです。
所長さんにお会いしてお話を伺ううちに、僅か10分程度の時間の中で、
自分の中の犬=ペットについての観点が変わってゆきました。
家に帰ってから所長さんに伺ったお話を思い出しながら相談しましたが、
結論が出るまでに時間はかかりませんでした。

ナナは、生後6ヶ月から6ヶ月間訓練をお願いしました。
一番悩んだのは、生後1年以内の一番可愛い時期にスクールに預ける
ことは、自分たちが一緒に居る時間が殆どなくなってしまう、という
“もったいなさ”でした。

でも、所長さんが言われた
 「室内犬として10年以上一緒に暮らしてゆくならば、
  飼いながら悩みや心配がないほうがいい」
 「ずっと一緒にいるのだから、叱りながら生活するより、褒めながら
  生活したほうがいい」
というお言葉に実に納得して訓練をお願いすることを決めました。

訓練中の毎週一回の面会は、ナナと会うと言うより、
所長さんから、飼い主としての心構えや犬という生き物についての
様々な知識の教育を受ける場になりました。
人生の中で、珍しくストレスを感じない教育の場でした。

卒業してからも、クラブに入会し復習と言うミーティングに参加するように
しています。
日曜日のミーティングは、飼い主も楽しみにしているのですが、
それ以上にナナが楽しむ時間になっています。
 ナナにとって、OB/OG犬は全て友達なのです。

そして、今では間違いなくナナは我が家の家族の一員になっています。

本当に有難うございます。